新卒の通年採用を考える
最近、この通年採用の話題について考えるたびに思うのが、「そもそも新卒における4月一斉入社ってどうなの?」ということ。
日本では当たり前のように新卒は4月一斉入社が基本になっていますが、海外では卒業後に希望する会社でのインターンシップを行ったり、自分を希望する企業へ売り込んだりすることが一般的という国もあります。
海外の大学の場合は入学よりも卒業のほうが大変だという話は聞いたことがあると思いますが、学生も大学に行くのは就職のためというよりも勉強のためという、本来の目的に沿って入学している学生が多いようです。
そのため、大学の貴重な学びの時間を『就活』に充てるなどということはしないわけです。
本来は学校に行くというのは、何かしら学ぶ目的があるために高い授業料を払ってわざわざ通うわけで、就活の予備校ではありません。
大学で必要な勉強をする。
大学でしかできない貴重な経験をする。
そのための4年間であることが本来の大学生なのではないかと思います。
私はインターンシップ自体には大賛成です。
ですが、インターンシップは大学を卒業してから行うものじゃないのかな?と思います。
通年採用という採用方法が本当に日本に浸透するのであれば、そのような寛容性を持った新卒採用となることが理想だなと思うのです。
あくまでも私の意見ですが・・・。
とは言え、日本は現在のところまだそんな環境にはなく、4月一斉入社が一般的ですので、ザッツとしては学生に現在のスケジュールや流れに沿って、就活支援を行っています。
ですが、極力就活に時間をかけず、部活や勉強に集中できるように就活支援をしています。
悩ましいところですが、日本も早く本当の意味での「通年採用」へと移行できるようになって欲しいと思う今日この頃です。